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定年と還暦を祝って食事会

還暦食事会 NPO法人にぎやかは、この度スタッフが初めて定年を迎えました。3月21日、高志の国文学館内のフレンチ「シェ・ヨシ」にて、スタッフと理事と、還暦を迎えた利用者さん1名も交えて食事会を持ちました。

おしげさん(勤続18年7カ月)
たかしさん(勤続11年)
お京さん(勤続17年)
60歳 おめでとうございます。

NPO法人にぎやかの就業規則では、定年は満60歳と定められています。
お重さんは諸事情により退職。
お京さん、隆史さんはそのまま、なんとなく、変わりなく生息していきます。
ありがとうございます。
3人の功績を称え、22周年の食事会ではそれぞれに対して感謝のお手紙が読み上げられ、涙あり、笑いありの感動的な時間となりました。

【おしげさんへの手紙】 元スタッフ・めぐより

おしげさんとめぐちゃん おしげさんへ
 にぎやか・かっぱ庵のお勤め、長い間本当にお疲れさまでした。
 10年位一緒に働かせてもらい。公私ともにとてもお世話になりました。
 私がにぎやかに就職し、にぎやかに住み込みをしていた頃、「カツさん」と言う利用者さんが少しの間泊まられていましたね。お互いに慣れない「にぎやか」での生活でしたが、同郷という共通点もあり、すぐに親しくなり、助け合いながら寝泊まりしていました。お泊り期間の最終日、ご家族がお迎えに来られた時、「あなたに一番世話になったね」とカツさんは言ってくれました。その言葉に、おしげさんも一緒になって喜んでくれたこと、今でも鮮明に覚えています。不安でいっぱいの一年目の春、少し自信がついた出来事でした。
 あの頃からずっと、おしげさんは、いい仕事をすると誉めてちゃんと評価してくれて、ダメな仕事をしているとしっかり叱ってくれましたね。一年目はよく叱られたなぁ…。気が利かない私は「今何をすべきか考えられよ!!」と言われ、固まり、「後ろに目をつけとかんなん!」と言われ、あわあわしてました。にぎやかにはマニュアルがないし、その場の雰囲気や状況を読みとり、どう対応するかを求められるので、おしげさんは身をもってそのことを教えてくれました。また、利用者さんや家族の方々からの信頼も厚くて、私もおしげさん見たく関われるようになりたいなと思いました。常に目標で、たくさん勉強になりました。
 仕事ではこわいところがある一方で、とても優しい方でした♡
 地元を離れて初めての一人暮らし、社会人になりたてということもあり、母親のように気遣ってくれました。残ったおかずをタッパーに詰めてくれたり、日曜日牛すじ煮込みを作ってくれたり、帰省の時には「ゆっくりしてこられ〜!お父さんお母さんに甘えておいで〜。弟くんにもよろしくね〜」といつも声をかけてくれました。引っ越しも手伝ってくれたり、飲みに連れていってもらったり、東京へ研修という名の旅行へ行ったり、あ、ゾンビと東京ツアー♪も行きましたね!台風で帰れずもう一泊。川の字になって寝たのもいい思い出です。
 なんだか、してもらったことばかりです。いっぱいかわいがってもらいました。ありがとうございます。嫁に行く娘のような気持ちになってきました。
 このご恩は決して忘れません。
 私だけじゃなく、みんな、おしげさんに愛情たっぷり育ててもらいました。本当にありがとうございます。
 にぎやかを退職しても、たまにみんなの前に現れて元気な顔を見せてあげてくださいね。よろしくお願いします。
 おしげさん、大好きです♡
 富山のお母さんへ
(愛をこめて めぐより)

【お京さんへの手紙】 娘であり、同僚のゆりより

お京さんとゆりちゃん お母さんへ
還暦、おめでとうございます。
いつも何事にも一生懸命なお母さん。
にぎやかにいる時は、ひときわ生き生きとして見えました。
そんなお母さんの姿を見て、お母さんの役割はお母さんにしかできないことだけど、私もお母さんのようにいつも笑顔で、自分らしくにぎやかで過ごしたいと思っています。
10年後、10数年後の将来、お母さんがにぎやかでお世話になったとしても、きっと誰も何の違和感もなくみんなと一緒に、にぎやかで年をとっていけるのではないでしょうか?
そして、いつも日向、心花、蒼依に良くしてくれてありがとう。
子供達はいつも優しいおきょんおばあちゃんのことが大好きです。
私がにぎやかに出会えたのも、お母さんがにぎやかで働いていたおかげです。
親子3世代で働くことができてとても楽しいです。
これからも無理をせず、自分の時間や身体を大切にして、いつまでも元気でいて下さいね。
(裕理より)

【隆史さんへの手紙】 ゆかりより

隆史さん 隆史さんへ
60歳おめでとうございます。
たかしさんとはタバコ友達で、夏の暑い日も冬の雪降る日もタバコを一緒に吸いました。
昔はぽっこりおなかがでていたけど、今はやせほそっちゃたね。
たかしさん、昔の私は今こういう生活をしていることを想像すらできなかった。
結婚することも、母親になることもできないって思っていた。
生きているだけで精一杯だった。
私はきっとあたたかいものにあこがれていた。
自分のことばかり話をしてしまいました。

たかしさんも自分の体を大切にしてね。
お酒もタバコもほどほどにね。
自分を守れるのはやっぱり自分しかいないよ。
自分を大切にしようね。
自分をかわいがってやらんまい。

たかしさん
いつも
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(ゆかりより)

【ゾンビーへの手紙】 理事長 阪井より

ゾンビー ゾンビーへ
長い間「ゾンビー」と呼ばせてくれてありがとう。
私の息子「陽平」が近所の子供たちと共に、あなたの歩く姿をみて「わぁーい。ゾンビーだ~~!」ってからかって遊んでいたとき。
ごめんなさい。私も一緒になって「本当だ!わぁーい。ゾンビーだ~~!」って大笑いしました。
あなたはその時、「普通は、障がい者にそんなことを言ったら、大人は怒るものだ!!」と言いましたが、私は「障がい者だ・か・ら・・・・言ったらだめ!」って、「それは、おかしい!」と、障がいがあるからと特別に扱うのではなく、人として平等でなければ本気の付き合いはできない。と持論を展開し、あなたの意見を突っぱねました。

あなたと共に生きていくためのある種、本気の覚悟の表れでもあったのですが…

あなたにとってはただのとばっちり。
にぎやかの理念に望んでもいないのに、勝手に巻き込まれることになったわけです。

まして今ではゾンビーあなただけでなく、あなたの母を「ゾンビーママ」、あなたの兄を「ゾンビー兄ちゃん」と、家族まで巻き込んでしまいました。

ありがとう。
本当にありがとう。

ただ、「ゾンビー」と呼ぶにはずいぶん、あなたも年をとりました。
そして私もすこし大人になりました。
もう、ゾンビーと呼ばなくてもいいかな~と思っています。

だから今日からあなたを可愛く、ビーをとって「ぞんちゃん」と呼ぼうかと思います。
母を「ぞんちゃんママ」、兄を「ぞんちゃん兄ちゃん」です。
どうですか?

本当に長い間ゾンビーと呼ばせてくれてありがとう。

60歳を過ぎてもなお自分の意志を曲げずに自分らしく生きるあなたを尊敬していますよ。
これからも応援しています。
よろしくお願いします。

2019年3月21日 シェ・ヨシにて
(さかいゆかこより 愛をこめて)